認知症の方がレストランのホールスタッフを務める「注文をまちがえる料理店」。その立役者として、介護福祉士の和田行男さんは世界的にも大きな注目を集めました。和田さんは、介護ケアの第一人者とも言われています。後編では、和田さんが日々認知症の方々と接する上で大切にしていることや、世間のイメージとのギャップ等、介護施設での認知症に対する取り組みや考え方を伺います。
今回お話を伺ったのは、一般社団法人「注文をまちがえる料理店」(※1)で代表理事を務める和田行男さん。「注文をまちがえる料理店」とは、2017年にテレビ局ディレクターの小国士朗さんを発起人にスタートした、認知症の方々がホールスタッフを務めるレストランプロジェクトです。
「ケロポンズ」の代表曲である「エビカニクス」をオリジナルにアレンジした楽曲で、お子さんからシニアまで皆さんに楽しんでいただける体操です。
今や認知症は、いつ誰がなってもおかしくない時代です。認知症と聞くと、よくわからないことから、漠然とした不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、まずは認知症について、正しく理解するところから始めてみましょう。
現在のところ、認知症は進行すると元の状態には戻せません。しかし、早い段階で“認知症の兆し”に気づくことができれば、発症や進行を遅らせることができますので、その兆しに気がつくことが大切です。
今のところ、認知症を100%予防できる方法はありませんが、最近の研究から、認知症の発症には、いくつかの危険因子がかかわっていることがわかってきており、危険因子を減らすことが、認知症の発症を防ぐことにつながります。
認知症ケアにおいて、介護の在り方は重要です。本人の気持ちに寄り添う介護は、薬物療法以上の効果を示すことがありますので、認知症になった本人の気持ちや、困った言動や行動がなぜ起こるのかを理解しておくことが大切です。
認知症になったからといって、急に何もできなくなるわけではなく、自分らしい生活を送ることはできます。その期間を少しでも長くするためには、判断能力がある元気なときに、将来に備えておくことが大切です。
イタリア、ギリシャ、スペインなど地中海沿岸の国々の人が食べている伝統的な料理「地中海食」。日本人にとってはあまり馴染みのない食事形式かと思いますが、この地中海食は認知症予防に効果が期待できると考えられています。
40歳で若年性認知症の診断を受け休職し、その後ふさぎこんでいた渡邊雅徳さん。しかしその後、同じ若年性認知症でありながら活躍する方々の存在によって、徐々に変わっていくことになります。
40歳にして若年性認知症と診断された渡邊雅徳さん。若年性認知症とは65歳未満で発症した認知症疾患の総称で、日本では約3.78万人が発症していると言われています。(※1) まだまだ働き盛りでの認知症発症ですが、渡邊さんは「助かった」と思ったそうです。なぜそう感じたのか、そしてどうやって今の充実した生活を過ごせるようになったのかをインタビューで詳しくお聞かせいただきました。
認知症や生活習慣病の予防に勧められる運動が「ウォーキング」です。誰でも手軽に始められるのがウォーキングの利点ですが、認知症予防を目的に行う場合、「毎日ひたすらたくさん歩けばいい」というわけではありません。この機会に「歩き方のコツ」を知っておきましょう。
超高齢化社会の日本では、2025年、高齢者の約5人に1人が認知症になるといわれています。認知症発症の原因のすべてが解明されたわけではありませんが、日々の運動習慣から認知症の発症率を下げることができることをご存知でしょうか? こちらでは、運動と認知症予防の関連性についてお伝えしていきます。
認知症予防に良い食材といえば、サバやアジ、サンマなどの青魚が有名ですが、実は緑黄色野菜や牛乳もおすすめの食材です。そこで今回は、野菜や牛乳を使った認知症予防レシピをご紹介していきます。
認知症を予防するには、日々バランスの良い食事をとることが欠かせませんが、食材選びも重要です。あらゆる食材の中でも、認知症予防におすすめなのがサバやアジなどの青魚です。 そこで今回は、青魚を使ったレシピをご紹介していきます。
会社の健康診断で、悪玉コレステロール値や中性脂肪値の高さを指摘されたことはありませんか?そうした「脂質異常症」の状態を放置していると、動脈硬化が進行して脳梗塞や心筋梗塞を招き、命に関わる恐れがあります。日々の食事から対策を始めていきましょう。
高血圧は生活習慣病の一種であり、脳血管性認知症の発症リスクを上げる原因でもあります。日頃から塩分を多く摂っている人は、その食習慣が原因で高血圧になってしまうことも。 塩分控えめで高血圧予防に役立つレシピを紹介していきますので、日頃の食事に取り入れて高血圧を予防しましょう。