現在のところ、認知症は進行すると元の状態には戻せません。しかし、早い段階で“認知症の兆し”に気づくことができれば、発症や進行を遅らせることができますので、その兆しに気がつくことが大切です。
“もの忘れ”に認知症のサインが隠れている場合があります
歳をとれば、誰でも忘れっぽくなったと実感するものです。加齢とともに忘れっぽくなったり、新しいことを覚えにくくなったりするのは老化現象のひとつなので、心配いりませんが、それが認知症による“もの忘れ”の場合、老化現象による“もの忘れ”とはあきらかに質が違う忘れ方をしますので、その違いを知っておくことが大切です。
ここが違う!「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」
生活の中で認知症の危険信号を察知しましょう
加齢による“もの忘れ”と認知症による“もの忘れ”はあきらかに違います。認知症といっても、急にはっきりとした症状があらわれるわけではありませんし、初期には症状のあらわれ方にムラがあります。したがって、認知症を正しく理解していないと、日常生活の中で発せられている危険信号を見逃してしまいます。
そこで、日常生活でみられがちな“もの忘れ”に関する危険信号をいくつか挙げてみました。思い当たることが複数ある場合や、くり返しみられる場合は、一度、専門医を受診するようにしましょう。
そこで、日常生活でみられがちな“もの忘れ”に関する危険信号をいくつか挙げてみました。思い当たることが複数ある場合や、くり返しみられる場合は、一度、専門医を受診するようにしましょう。
日常生活で注意したい認知症の危険信号
認知症となる原因によって、症状のあらわれ方には違いがあります。
上記の危険信号以外でも、「おかしいな?」と思ったら、早めに受診・診断を受けることが大切です。
上記の危険信号以外でも、「おかしいな?」と思ったら、早めに受診・診断を受けることが大切です。
全ページをDLする場合はこちら