【健康コラム】ケガ・骨折などの応急処置について

【健康コラム】ケガ・骨折などの応急処置について

"人生100年時代"と言われている現代、いつまでも元気にいきいきと過ごしたいと誰もが願うことでしょう。心身ともに健康で過ごすために、日々の生活におけるヒントを見つけて実践してみましょう。

気を取られて転んでしまった、手を滑らせて骨折してしまったなど、思わぬケガをしてしまうことがあります。この記事では、ケガや骨折をしたときの応急処置について解説します。

ケガの応急処置

ケガの種類別に、応急処置のポイントを解説します。

●切り傷
まず、水道水で患部の汚れを流します。その後、清潔なガーゼを傷口にあて、傷の真上を5分くらい押さえて止血してください。血が止まったら絆創膏を貼ります。ただし、傷口が深かった場合は、念のため止血後に医療機関を受診してください。

●刺し傷
小さなトゲや針で傷口が小さく、出血や痛みもほとんどない場合は、水道水で洗ったあと絆創膏を貼ります。一方、大きなトゲやガラス破片などが刺さった場合、抜いたあとも違和感があれば医療機関を受診してください。なお、古い釘や汚れたものが刺さった場合、破傷風になる恐れがあります。傷口が小さくても、念のため医療機関を受診してください。

●突き指
患部を冷やし、添え木を当てて固定します。指を引っ張ったりしないでください。また、痛みがひどい場合は突き指骨折の恐れもあるため、医療機関を受診してください。

●やけど
水道水ですぐに冷やします。冷却時間の目安は15~30分ですが、指先や脚のやけどのときは1時間程度冷やすと症状が軽くなります。傷跡をなるべく残さないためにも、ある程度冷やせたら、なるべく早く医療機関を受診してください。洋服の上からやけどしたときは無理に脱がず、服を着たまま冷やしてください。服を脱いでいる間に、やけどが進行してしまう恐れがあります。また、医療機関を受診するまで、市販の薬やクリームなどは塗らないでください。

●頭部強打
ぶつけた直後は症状がなくても、時間が経ってから容体が急変することがあります。頭を少し高くして安静にし、氷枕などで頭を冷やしてください。もし意識障害や嘔吐、けいれんといった症状がみられたら、体を動かしすぎないよう気をつけつつ、医療機関を受診してください。

骨折の応急処置

ちょっと触っただけで激痛が走る、まわりに皮下出血がみられて腫れている、痛くて動かせない、といった症状があるときは骨折の可能性があります。骨折が疑われるときは無理に動かさず、以下の応急処置を行って医療機関を受診しましょう。

・骨折した部分に傷があれば、先に傷の応急処置をする
・折れた骨を支える添え木になりそうなものを探す(傘、雑誌、新聞紙、定規など)
・折れた骨と上下の関節、添え木を布(ハンカチ、スカーフなど)で固定する

骨と添え木を固定するときは、きつすぎず、ゆるすぎず巻くのがポイントです。

ケガや骨折は、一見症状は軽そうに見えても、しばらく経ってから深刻な症状を引き起こすことがあります。気になるときは医療機関を受診して、適切な治療を受けることが大切です。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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