特発性神経痛の特徴とセルフケア

特発性神経痛の特徴とセルフケア

冷えやストレスをきっかけに痛みが発生した経験がある方は、特発性神経痛かもしれません。この記事では、特発性神経痛の特徴と症状緩和におすすめのセルフケアについて解説します。

特発性神経痛の特徴

神経痛には、原因が分かる神経痛と分からない神経痛があり、検査をしても神経痛を引き起こす疾患が見つからない・原因が分からない神経痛のことを「特発性神経痛」と言います。特発性神経痛の原因はまだ解明されてはいませんが、ストレスや体の冷えが影響している可能性があると考えられています。

神経痛とは、何らかの原因によって末梢神経に起こる痛みのことで、病名ではなく症状を指す言葉です。一般的には、痛みを起こしている領域を支配する末梢神経の名を冠する名で呼ばれます。例えば、坐骨神経(腰から足先まで伸びている神経)領域では坐骨神経痛、肋間神経(肋骨と肋骨の間を走行する神経)領域では肋間神経痛と呼ばれます。神経痛には主に以下の特徴があり、痛みで日常生活や業務に支障が出ることもあります。

・激しく鋭い痛みが突然発生する
・痺れを感じることがある
・痛みが数秒間から数分間続き、再発を何度も繰り返す
・痛みがある末梢神経の支配領域内に、指で押すと痛みを誘発する圧痛点がある
・痛みが治まっている状態で原因となる末梢神経の支配領域の皮膚・粘膜等を刺激すると、痛みが誘発される
・せきやくしゃみをする・特定の姿勢になる・風が当たる等、痛みを誘発する条件がある

特発性神経痛のセルフケア

特発性神経痛の症状が現れた際は、まず「安静と休息」が大切です。痛みが治まるまで安静状態を保ち、しっかり休息を取りましょう。以下は、ある程度痛みが治まった際におすすめの対処法です。

●冷えから守る
体が冷えると神経痛を感じやすくなると言われています。エアコンの冷風・冷たい外気・風には注意しましょう。寒い日や風の強い日は、寒さ対策を徹底してください。

●温める
体を温めて血流を促すと、神経にきちんと栄養が供給されるようになり、神経痛が緩和しやすくなると言われています。湯船にゆっくり浸かる・痛む部位をカイロや湯たんぽ等で温めるのがおすすめです。

●ストレスを解消する
ストレスが溜まると、神経痛の症状が悪化しやすくなると言われています。音楽・スポーツ等で気分転換する、楽しめる趣味を持つ等して、こまめにストレスを解消しましょう。

●睡眠環境を整える
睡眠不足の影響で、神経痛等を感じやすくなる可能性があります。十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠が取れるように寝室の環境や寝具を見直してください。規則正しい健康的な生活習慣とバランスの整った食生活も大切です。


鎮痛薬等の適切な使用が、神経痛の緩和に役立つ可能性もあります。神経痛に悩んでいる方は、まず医療機関を受診し、生活指導と併せてご自身に適した薬についても相談してみてください。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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