高齢者におすすめの「脳トレ」と実施のポイント

高齢者におすすめの「脳トレ」と実施のポイント

かつてゲームなどをきっかけに「脳トレ」が流行したこともあり、「脳トレ(単純計算や漢字を使った簡単なクイズに答えながら、脳の機能を活性化させるもの)」という言葉は今やすっかり定着しています。この記事では、高齢者が脳トレをするメリットやおすすめの脳トレ、脳トレに取り組む際のポイントをご紹介します。

高齢者が脳トレに取り組むメリット

脳を使わずにいると、年齢とともに機能が低下します。脳の機能が低下すると、感情をコントロールできなくなったり、記憶力が低下したりします。しかし、脳トレを行うと認知症の予防や、脳の働きを活性化させる効果が期待できます。

高齢者におすすめの脳トレは?

脳を活性化するポイントとして、以下の3つが挙げられます。

・挑戦する
・考える
・判断する

「脳トレ」と聞くと難しい計算や記憶の問題を思い浮かべるかもしれませんが、高齢者の脳トレはどれも簡単で、気軽に楽しめるものがほとんどです。

たとえば、ジグソーパズルを使った脳トレは人気がありますが、ジグソーパズルは小さなピースを自分の手で持ち、どこに置くとうまくはまるか試行錯誤を繰り返すことで脳の働きを活性化することができます。また、指先を動かす刺激は脳のさまざまな部分に伝わりますし、形を覚えることで記憶力のトレーニングになることも、認知症予防につながる理由です。

脳トレに取り組んでもらうポイント

脳トレのレクリエーションで最も大切なことは、「できるだけ毎日、楽しみながら行う」ことです。脳トレに毎日取り組むことで、現段階での脳機能を維持するだけでなく、脳機能を活性化させることができます。こうしたメリットを享受してもらうためには、楽しく続けられることが重要です。高齢者の好みや個性を把握し、どんな遊びに興味を示すか、どれくらいの難易度のレクリエーションなら取り組みやすそうかを考慮しましょう。

また、対戦するタイプの脳トレの場合、ルールを緩やかにしたり、誰かが勝ったらまた別の人が勝てるようにしたりなど、誰もが楽しめるように細かくゲームの難易度を調整することも欠かせません。

脳トレは脳を活性化し、脳の機能の維持・向上に役立ちますが、強制するといやがる方もいます。レクリエーションとして、楽しく、無理なく取り組んでもらえるよう、好みや勝ち負けのバランスに十分配慮してください。ただ、高齢者は脳が疲れやすいので、どんなにレクリエーションが楽しくても長時間続けることは控え、いつでも休んだり、やめたりできるような、ゆるやかな活動にしましょう。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

生21-1674,商品開発G

関連記事

  • 直腸がんの症状と予防対策

    直腸がんの症状と予防対策

    直腸は大腸の一部であり、15cmから20cm程度の長さがあります。上部から直腸S状部・上部直腸・下部直腸に分けられ、上部でS状結腸からつながり下部で肛門へとつながります。この記事では、直腸がんの症状と予防対策について解説します。

  • 大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)とは、動脈硬化・高血圧等の影響で大動脈(腹部から胸部にかけて走行する人体の中で最も太い血管)に瘤(こぶ)状の膨らみができる疾患です。大動脈瘤は種類により、症状・治療方法等が変わってくる場合があります。この記事では、大動脈瘤の種類と検査・治療について解説します。

  • レビー小体認知症の検査・治療について

    レビー小体認知症の検査・治療について

    レビー小体型認知症は、レビー小体という特殊なたんぱく質により脳の神経細胞が破壊されることで発症すると言われています。この記事では、レビー小体型認知症の検査・治療について解説します。