高齢者のおやつの選び方のコツと用意するときの注意点

高齢者のおやつの選び方のコツと用意するときの注意点

おやつは「子どもの食べ物」というイメージがあるかもしれませんが、高齢者の健康維持と生きがいに関わる大切な食べ物でもあります。この記事では、高齢者のおやつの選び方のコツとおやつを用意するときの注意点をご紹介します。

高齢者のおやつの選び方のコツ

高齢者にとって、おやつは「単なる甘いお菓子」以上の価値があり、食生活の補助的な役割があります。また、おやつには、メインの食事にはない食感の楽しさ、見た目や配色などを通じ、日々の食生活に潤いを与えるという「栄養摂取とは別の目的」もあります。高齢者のおやつは目的に応じて選ぶことが大切です。ここでは、以下の3つの目的を例に、おやつの選び方のコツをご紹介します。

●栄養補給が目的の場合
・「食べてもらうこと」が大切なため、できるだけ負担なく食べられるものを選ぶ
・高カロリーのブロック菓子、ドリンク、ヨーグルト、ゼリーなどがおすすめ
・ヨーグルトを用意するときは、果物を加えると栄養価を高められる

●水分補給が目的の場合
・飲みたがらない場合は、好みの味付けにするなどの工夫をする
・入浴後の水分補給の際、つけ合わせとしておやつを食べるのもおすすめ
・糖分の摂取制限がある場合は、人工甘味料を使ったゼリーにする
・嚥下困難の方には、とろみをつけた飲み物の方が飲みやすい
・冷たいものを飲む習慣がなかった方には、ぬるめのゼリーやゼリー飲料などが好ましい

●楽しむことが目的の場合
・甘納豆(節分の豆の代用)、ひなあられ、ちまき、クリスマスケーキなど、季節やイベントに合わせたお菓子がおすすめ

おやつを用意するときの注意点

おやつが生きがいを与える食べ物であるからといって、栄養面を考慮しなくて良いというわけではありません。また、メインの食事を食べられるようにする工夫も大切です。おやつを用意するときは、以下のことに注意しましょう。

・摂取カロリーを考慮し、食事の時間との兼ね合いにも気をつける
・1日に必要なカロリーには個人差があり、健康状態でも変わってくるため、必要に応じて看護師や栄養士などの専門家と相談する
・たくさん欲しがったり、食べるのを止めようとしない場合は、遊びやレクリエーションに誘うなどしておやつから気をそらす
・おやつも食べたがらない場合は、レクリエーションやリハビリテーションの後に出すなどして空腹を促す

おやつは、食べる側も作る側も楽しめるものを用意することがおすすめです。旬の果物や流行りのレシピを取り入れながら、楽しい時間を過ごせるようにしてください。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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