「飽食の時代」と言われている現代、私たちの回りにはコンビニやスーパー、デパ地下、ファストフード店などがあふれ、ライフスタイルや好みに合わせた食生活が可能になっています。しかし、健康のことを考えると問題のある食生活を送っている可能性があります。健康的な食生活は、糖尿病や心臓病などの生活習慣病になるリスクを下げることができます。
よくある食生活の問題点
①野菜不足は野菜ジュースで補っているから大丈夫
市販されている野菜ジュースの中には果汁を多く含むものもあり、野菜の成分は少なく糖分過剰になる場合があります。
②外食時はセットメニューのほうがバランスが良いのでセットメニューにしている
お蕎麦にミニ丼ぶりセットなど、主食の重ね食べになっている場合があり、エネルギーの取り過ぎと野菜不足の可能性があります。
③朝食抜きをしないために、菓子パンとコーヒーで簡単に済ませている
菓子パンはお菓子と同じで砂糖と油が多く、栄養のバランスが崩れやすいです。
④健康や認知症予防のために、サプリメントや栄養剤で補強している
サプリメントの栄養素の中には体に蓄積されるものもあり、取り過ぎは危険です。また、栄養剤の糖分にも注意が必要です。
⑤時間に追われ、早食いが習慣化している
よく噛まずに食事をしていると、満腹感を感じるのが遅くなるため食べ過ぎにつながります。
市販されている野菜ジュースの中には果汁を多く含むものもあり、野菜の成分は少なく糖分過剰になる場合があります。
②外食時はセットメニューのほうがバランスが良いのでセットメニューにしている
お蕎麦にミニ丼ぶりセットなど、主食の重ね食べになっている場合があり、エネルギーの取り過ぎと野菜不足の可能性があります。
③朝食抜きをしないために、菓子パンとコーヒーで簡単に済ませている
菓子パンはお菓子と同じで砂糖と油が多く、栄養のバランスが崩れやすいです。
④健康や認知症予防のために、サプリメントや栄養剤で補強している
サプリメントの栄養素の中には体に蓄積されるものもあり、取り過ぎは危険です。また、栄養剤の糖分にも注意が必要です。
⑤時間に追われ、早食いが習慣化している
よく噛まずに食事をしていると、満腹感を感じるのが遅くなるため食べ過ぎにつながります。
健康的な食生活とは
①主食・主菜・副菜をそろえた食事にする
栄養素であるたんぱく質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミンなど、それぞれをバランスよくとる方法です。栄養素の働きはそれぞれ異なり、連携しあって体のコンディションを整えるので、偏らずにとることが大切です。理想は、主食1品、主菜1品、副菜2品の組み合わせです。毎食そろった食事で栄養素を過不足なくとりましょう。
②食事のリズムを整える
食事の間隔が短くなったり、間があきすぎたりすると、血糖値が急上昇して中性脂肪が増えやすくなります。食事の間隔は4~6時間を目安にとるようしましょう。
③しっかり噛んで食べる
しっかり噛むことは、消化を促すだけでなく、短時間でたくさん食べることを防ぐことができます。ひと口30回を目安にゆっくり食べる習慣を身につけましょう。
栄養素であるたんぱく質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミンなど、それぞれをバランスよくとる方法です。栄養素の働きはそれぞれ異なり、連携しあって体のコンディションを整えるので、偏らずにとることが大切です。理想は、主食1品、主菜1品、副菜2品の組み合わせです。毎食そろった食事で栄養素を過不足なくとりましょう。
②食事のリズムを整える
食事の間隔が短くなったり、間があきすぎたりすると、血糖値が急上昇して中性脂肪が増えやすくなります。食事の間隔は4~6時間を目安にとるようしましょう。
③しっかり噛んで食べる
しっかり噛むことは、消化を促すだけでなく、短時間でたくさん食べることを防ぐことができます。ひと口30回を目安にゆっくり食べる習慣を身につけましょう。
自粛生活で運動不足になり、体力が低下した方や肥満になってしまった方、食欲が落ちて筋肉量や筋力が低下してしまった方も多いと思います。まずは、食生活を整えて肥満や低栄養にならないように気をつけましょう。
東京臨海病院管理栄養士 日本糖尿病療養指導士、NST専門療法士 青木 淳子
提供元:和洋女子大学、株式会社ライフケアパートナーズ
提供元:和洋女子大学、株式会社ライフケアパートナーズ