【長生き応援シリーズ】入院・手術時に身元保証人がいないときはどうすればいい?!②~身元保証人を誰かにお願いする場合の問題点~

【長生き応援シリーズ】入院・手術時に身元保証人がいないときはどうすればいい?!②~身元保証人を誰かにお願いする場合の問題点~

シリーズ「入院・手術時に身元保証人がいないときはどうすればいい?!①~身元保証人について~」では、入院や手術時には身元保証人が必要なことや、病院が身元保証人に求める役割についてお伝えしました。
今回は、身元保証を誰かにお願いする場合の問題点をお伝えします。

身元保証はハードルが高い!現状の問題点は?

子どもや親族、知人がいれば身元保証人の問題で悩むことはないのかといえば、実際はそうでもないようです。身元保証人には大なり小なり負担を伴う様々な役割を求められますので、親族や知人がいても「何となく頼みにくい」と感じていたり、「迷惑をかけたくないので頼めない」と考えていたりする方も少なくありません。

【身元保証人を親族や知人に依頼する場合の問題点】
①「身元保証人を頼めない、頼みにくい」
・80歳になる姉に身元保証人を頼みたいけれど、義兄の介護で忙しくしている姿を見ているので、これ以上の負担をかけられない。
・妹に頼めば引き受けてくれると思うが、義弟が反対するだろう。自分のことで妹夫婦の仲が悪くなるのは避けたいので頼めない。
・これまでの入院では、大学時代の友人に身元保証人になってもらっていたが、友人にも家族があることだし、もうそろそろお願いするのはやめたい。

②「病院からの急な呼び出しに応じてもらうのが申し訳ない…」
・甥に頼みたいが、働き盛りの彼に仕事を休ませることになるかもしれないので頼みにくい。
・遠方に住む高齢の兄にわざわざ飛行機に乗って来てもらうことになるかもしれないことを考えると、頼まない方がよいのだろうと考えてしまう。

③「何かと気を遣うことになりそうで…」
・叔父が身元保証人を引き受けてくれたのはよいけれど、次に入院する時も頭を下げなければならないのかと思うと気が重い。
・何度か姪に身元保証人になってもらっているが、その度にお礼の品や心遣いなどを渡すことが習慣になり、精神的に辛い。
・会社の上司に身元保証人になってもらい感謝しているが、何となく職場でも気を遣うようになってしまい肩身が狭い。

このような状況を踏まえ、身元保証人を頼みにくい、頼めない、そもそも頼める人がいないといった事情をお持ちのシニアのために、今から20年ほど前、身元保証を親族に代わって引き受ける法人が誕生しました。現在は法人の数も増え、利用される方の数も増加傾向にあります。しかし、「料金設定がわかりにくい」「信頼できる法人かどうかの判断ができない」などの理由により、利用をためらってしまう方もまだまだ少なくないようです。

【身元保証人を法人に依頼する場合の問題点】
①    「料金が高い、不明瞭」
・最終的な請求総額がはっきりしない。料金設定がわかりにくい。
・初期費用は安いがよく計算してみると、月会費、更新料などが積もり積もって高くついてしまうのではないかと心配になる。
・料金が高いのも困るが、安すぎるのも不安に感じる。会社員時代に経理担当だったので、本当にこの料金で法人運営が成り立つものなのか疑問である。

②「法人の継続性・透明性に不安がある」
・人生100年時代、生き続けたときまで法人は存在するの?
・法人の設立者、設立の経緯、事業理念、目的が明らかにされていない。
・資金管理の方法が不明。
・信頼できる第三者が法人の提供するサービスの質や法人の財務の管理をチェックする仕組みがない。

③「弁護士などの専門職が法人にどこまで関わっているのかわからない」
・弁護士、司法書士、税理士などと提携していることを謳っている法人があるが、具体的な提携先が明記されておらず、疑いの目で見てしまう。

日本生命では、ご自身の身元保証についての不安や戸惑いを安心に変えていただくために、身元保証サービスを含むご契約者向けサービス「GranAge Star(グランエイジ スター)」をご案内しております。
https://www.nissay.co.jp/kaisha/granage_pj/torikumi/granage_star/

「GranAge Star(グランエイジ スター)」のサービス提供法人である一般社団法人シニア総合サポートセンターは、2014年に設立されたシニアの方々の身元保証や死後事務、任意後見、遺言信託を、ワンストップでサポートしている法人です。介護経験や生活相談支援業務の経験がある社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士などの資格を持つ専門スタッフも多く在籍し、日常生活からシニアの皆様をお支えします。また、一般社団法人シニア総合サポートセンターの母体は、全国に30以上の支店を展開している弁護士法人TLEO虎ノ門法律経済事務所ですので、そこに所属する85名以上の弁護士や司法書士、税理士といった専門家とも連携を取り、シニアの方々の様々な悩みごと・困りごとのご相談にも対応することができます。

「身元保証人をお願いする人がいない」、「お願いすることに戸惑いや不安を感じている」のであれば、身元保証サービスを取り扱っている法人のご利用もご検討されてみてはいかがでしょうか。
入院、手術がいつ必要になるのか、誰にもわかりません。いつかやってくるその日のために…。今から備えておきませんか?

※一部、「GranAge Star(グランエイジ スター)」のサービス提供法人である一般社団法人シニア総合サポートセンターに寄せられた声を元に構成しています。

生20-4676,商品開発G

関連記事

  • 脳出血治療の予後について

    脳出血治療の予後について

    脳出血は、予後が厳しい疾患のひとつと言われています。この記事では、脳出血治療の予後について解説します。

  • 脳梗塞による麻痺(まひ)のリハビリテーション

    脳梗塞による麻痺(まひ)のリハビリテーション

    脳梗塞で麻痺を起こすと、寝たきりになることでうつ症状・認知症等を発症する可能性があります。この記事では、脳梗塞による麻痺(まひ)のリハビリテーション(リハビリ)について解説します。

  • 転移性肝がんについて

    転移性肝がんについて

    肝がん【肝臓に発生するがん】には、原発性肝がん【肝臓の細胞が悪性腫瘍(がん)化して生じるがん】と転移性肝がん【他部位・他臓器で発生したがん細胞が肝臓に転移し発生するがん】があり、転移性肝がんは原発性肝がんよりも発症数が多いと言われています。この記事では、転移性肝がんについて解説します。