「健康診断で高血圧を指摘された」「家族が高血圧になった」など、身近な話題になることが多いのが「血圧」です。この記事では、高血圧とはどのような状態なのかや「上の血圧」「下の血圧」の違い、予防法や対処法などをご紹介します。
高血圧とは
血圧とは、心臓から送り出された血液が、血管を流れるときに血管の壁を押す力のことです。この血圧が一定値以上になることを「高血圧」と呼んでいます。
血圧には以下の2種類があります。
●収縮期血圧
心臓が収縮して血液が全身に送り出されているときで、最も高い血圧です。「上の血圧」とも言います。
●拡張期血圧
心臓に血液が戻ってきているときで、最も低い血圧です。「下の血圧」とも言います。
2019年には、高血圧の診断基準が以下のように改訂されています。
●健康な方の血圧
診察室血圧:120/80mmHg
家庭内血圧:115/75mmHg
※収縮期血圧/拡張期血圧で記載。以下同じ
●正常高値血圧(高血圧の一歩手前で、注意が必要なレベル)
診察室血圧:120〜129/80mmHg
家庭内血圧:115〜124/75mmHg
●高血圧
収縮期血圧と拡張期血圧のどちらか一方に該当すると高血圧となります。
<I度高血圧>
診察室血圧:140〜159/90〜99mmHg
家庭内血圧:135〜144/85〜89mmHg
<II度高血圧>
診察室血圧:160〜179/100〜109mmHg
家庭内血圧:145〜159/90〜99mmHg
<III度高血圧>
診察室血圧:180〜/110〜mmHg
家庭内血圧:160〜/100〜mmHg
●(孤立性)収縮期高血圧
収縮期血圧と拡張期血圧の両方が下記を満たす場合、(孤立性)収縮期高血圧となります。これは収縮期血圧だけが特に高い値を示す状態で、動脈硬化が進んだ高齢者に多くみられます。
診察室血圧:140〜/〜90mmHg
家庭内血圧:135〜/〜85mmHg
血圧には以下の2種類があります。
●収縮期血圧
心臓が収縮して血液が全身に送り出されているときで、最も高い血圧です。「上の血圧」とも言います。
●拡張期血圧
心臓に血液が戻ってきているときで、最も低い血圧です。「下の血圧」とも言います。
2019年には、高血圧の診断基準が以下のように改訂されています。
●健康な方の血圧
診察室血圧:120/80mmHg
家庭内血圧:115/75mmHg
※収縮期血圧/拡張期血圧で記載。以下同じ
●正常高値血圧(高血圧の一歩手前で、注意が必要なレベル)
診察室血圧:120〜129/80mmHg
家庭内血圧:115〜124/75mmHg
●高血圧
収縮期血圧と拡張期血圧のどちらか一方に該当すると高血圧となります。
<I度高血圧>
診察室血圧:140〜159/90〜99mmHg
家庭内血圧:135〜144/85〜89mmHg
<II度高血圧>
診察室血圧:160〜179/100〜109mmHg
家庭内血圧:145〜159/90〜99mmHg
<III度高血圧>
診察室血圧:180〜/110〜mmHg
家庭内血圧:160〜/100〜mmHg
●(孤立性)収縮期高血圧
収縮期血圧と拡張期血圧の両方が下記を満たす場合、(孤立性)収縮期高血圧となります。これは収縮期血圧だけが特に高い値を示す状態で、動脈硬化が進んだ高齢者に多くみられます。
診察室血圧:140〜/〜90mmHg
家庭内血圧:135〜/〜85mmHg
高血圧を予防・改善するには
高血圧を放置すると、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)や心疾患(心筋梗塞、狭心症など)、慢性腎臓病といった病気を招く恐れがあります。高血圧を予防・改善するためには、食習慣と運動習慣に気を付けることが大切です。
●食事は塩分控えめに
塩分が多い食事は高血圧を招きやすいため、注意が必要です。高血圧と診断されたら、1日の塩分摂取量を7~8gに抑えましょう。
●運動を習慣付ける
肥満は高血圧のリスクを高めます。食生活の改善に加え、日頃から体を動かして肥満を解消しましょう。ただし、高血圧の方が運動をするとかえって体調を崩すことがあるので、運動を始める前に必ず医師に相談してください。
高血圧はさまざまな疾患を招く要因となります。減塩を意識した食生活、肥満を解消する運動などを習慣化して、高血圧の予防・改善を目指しましょう。
●食事は塩分控えめに
塩分が多い食事は高血圧を招きやすいため、注意が必要です。高血圧と診断されたら、1日の塩分摂取量を7~8gに抑えましょう。
●運動を習慣付ける
肥満は高血圧のリスクを高めます。食生活の改善に加え、日頃から体を動かして肥満を解消しましょう。ただし、高血圧の方が運動をするとかえって体調を崩すことがあるので、運動を始める前に必ず医師に相談してください。
高血圧はさまざまな疾患を招く要因となります。減塩を意識した食生活、肥満を解消する運動などを習慣化して、高血圧の予防・改善を目指しましょう。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ