狭心症を予防する3つのポイント

狭心症を予防する3つのポイント

狭心症は、血管(冠動脈)が狭くなることで心臓が血液不足や酸素不足になり、胸の痛みや動悸、息切れといった症状が現れる病気です。狭心症は心筋梗塞を引き起こすリスクもあるため、予防が大切です。この記事では、狭心症を予防するポイントを解説します。

狭心症予防のポイント①:生活習慣を見直す

動脈硬化を防ぐために、以下の習慣を見直しましょう。

●喫煙・飲酒
タバコは血管を収縮させたり、活性酸素を発生させたりする原因となります。この機会に禁煙しましょう。また、飲酒は適量を心がけてください。

●運動
週に3日以上は、激しい運動ではなく会話ができる程度の運動をするようにしましょう。ウォーキングやスロージョギングなどの有酸素運動がおすすめです。

●睡眠
早寝早起きを心がけ、少なくとも6時間以上は睡眠をとりましょう。

●ストレス
ストレスは自律神経のバランスが崩れる原因であり、血圧上昇の原因にもなります。休日は自分の好きなことをする、談笑するなどして、気分転換をはかりましょう。

狭心症予防のポイント②:食生活を見直す

狭心症は、糖尿病や高血圧、高脂血症などが原因のため、食事内容や食事のとり方にも気をつける必要があります。見直すポイントは、以下のとおりです。

●塩分と脂質を控える
高血圧を予防するためには、塩分を控えることが欠かせません。1日の塩分摂取量は、女性6.5g未満、男性7.5g未満に抑えることを目標にしましょう。また、脂質のとりすぎは肥満の原因になりますので、脂身の多い肉や揚げ物は控えてください。

●インスタント食品やファストフードを控える
インスタント食品やファストフードは高カロリーなものが多く、塩分や脂肪分も多いです。スナック類の食べすぎにも気をつけてください。

●1日3食を規則正しく食べる
食事は、できるだけ同じ時間に、ゆっくりと時間をかけて食べるようにしましょう。また、腹八分目を心がけてください。

狭心症予防のポイント③:定期的に健康状態をチェックする

定期的に心電図検査を受けることも予防につながります。35歳を過ぎたら、年1回は健康診断や人間ドックを受けましょう。狭心症や心筋梗塞には自覚症状がないこともあるため、健康診断はとても大切です。

狭心症を予防するために、生活習慣と食生活の改善に取り組みましょう。また、日頃から自分の体重や体脂肪、血圧などを測定し、普段の数値を把握するようにしてください。自覚症状がなくても、数値に異常がみられた際は速やかに医療機関を受診できるため、早期治療につながります。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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