疲れ目対策に! おすすめレシピ ~鰻~

疲れ目対策に! おすすめレシピ ~鰻~

今回のコラムでは、疲れ目対策におすすめのレシピをご紹介します。 

■鰻おこわ

鰻はビタミンAを非常に多く含みます。ビタミンAは皮膚や粘膜の状態を良好に保つ働きがあり、疲れ目や視力回復効果が期待できます。またビタミンB1・B2も豊富で糖質や脂質の代謝を促し、視神経や筋肉の疲労回復に役立ちます。ほかにもDHAやEPA、タンパク質、カルシウムと非常に栄養豊富で体づくり、疲労回復にも効果が期待できる食材です。
今回のおこわは、米の一部をもち米に置き換え、炊飯器で炊く簡単バージョンです。もち米の配合割合は3割程度までにします。2人分のために、もち米を新たに買いたくないと思われる方も多いかと思います。そんな時は、もち米の代わりに切りもち1個を刻んで一緒に炊いてください。多めに炊いて冷凍保存可能です。
鰻には山椒がつきものですが、佃煮、瓶詰の塩漬け、または季節に冷凍保存されたものなどをお使いいただければより豊かな香りが楽しめます。苦手な方は一緒に炊き込まずに、仕上げにお好みで粉山椒を少々ふりかけてください。鰻はたれの糖質や脂質が多いので、カロリーと脂質の取りすぎにならないよう注意してください。一度に食べる量は控えめで、ちょうどよいくらいかと思います。うな重はお祝いの日のごちそうにとっておきましょう。
サイドメニューは緑黄色野菜のナムルです。ほうれん草にはルテインが多く含まれており、光による目のダメージを防ぎ、視力低下、加齢性黄斑変性症の予防が期待できます。人参、ほうれん草ともにβカロテンが豊富で、ドライアイや眼精疲労の軽減に役立ちます。油と一緒に取ることで吸収率が高まりますので、ごま油で和えるナムルは味、効果ともに相性が良いです。βカロテンは抗酸化作用があり、目への効果だけなく、美肌や免疫力向上、老化防止にも良いとされています。
(材料2人分)
鰻 大1/2尾分
米+もち米 あわせて1合
実山椒 小さじ1
★鰻のたれ 小さじ2
★醤油 小さじ1
★塩 ふたつまみ
(作り方)
1、米ともち米は洗って吸水しザルにあげる。
2、鰻は半分を混ぜこみ用として細切りに、半分は乗せる用に一口大に切る。
3、1を炊飯器にセットし1合の水加減をし★と実山椒を加えて炊く。
4、炊きあがってすぐに刻んだ鰻を加えて一緒に蒸らし、なじんだところをさっくり混ぜる。
5、一口大に切った鰻を乗せて盛り付ける。

■ほうれん草と人参のナムル

(材料 2人分)
ほうれん草 1/2束
人参 小1本
ごま油 小さじ2
塩 適量
にんにくパウダー 少々
(作り方)
1、ほうれん草は茹でて3cm長さに切って水気を絞る。
2、人参は2㎜の細切りにして、耐熱皿に並べ塩少々、ごま油小さじ1をかけて電子レンジで加熱(600W3分目安)する。
3、1と2をにんにくパウダー、塩各少々、ごま油小さじ1を加えて和える。
キッチンスタジオ くるみキッチン主宰 来海悦子(きまちえつこ)
提供元:中央法規出版「けあサポ」アーカイブ 内側から磨く 幸せはコレカラダーレシピ編-

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