熱中症対策のための塩分補給のポイント

熱中症対策のための塩分補給のポイント

熱中症対策として、水分補給だけでなく塩分補給も推奨されています。この記事では、塩分補給が欠かせない理由や、補給するときに気をつけたいポイントをご紹介します。

塩分補給が欠かせない理由

汗をかくと、水分とともにミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど)も失われます。このため、熱中症を予防するためにはミネラルの補給が欠かせません。水分だけ補給してミネラルは補給しないままでいると、「低ナトリウム血症」を引き起こす恐れがあるためです。

低ナトリウム血症とは、血液中のナトリウム濃度が低下したために、めまいや頭痛、吐き気、嘔吐、意識障がいといった症状を引き起こすものです。ナトリウムは塩分(食塩:塩化ナトリウム)で補給できるため、熱中症予防のために塩分が多い食べ物を摂ることが推奨されています。

塩分補給におすすめの食べ物・飲み物

塩分補給のために、以下のような食べ物・飲み物を利用するのがおすすめです。

・塩分入りタブレット
・塩分入りビスケット
・塩あめ
・塩昆布
・梅干し
・漬物
・スポーツドリンク
・1Lの水に1~2gの塩を溶かした塩水

真夏に屋外に出るときや炎天下で運動や作業をするときなど、たくさん汗をかく可能性が高いときは、水や麦茶と一緒に、塩飴や塩分配合のタブレットやビスケット、梅干しなどを用意しておきましょう。長時間運動をするときは、エネルギー・水分・塩分を一緒に摂取できるスポーツドリンクがおすすめです。

塩あめで塩分補給する場合の注意点

塩あめには、塩分や糖分だけでなく、ミネラルや炭水化物・クエン酸・ビタミン類なども含まれているため、エネルギー補給や疲労回復にも利用できます。持ち運びやすいため、アウトドアや長距離移動、ランニングのときにも重宝します。

ただ、商品によって多少の違いはあるものの、塩あめ1粒には約20mgの塩分が含まれています。成人の場合、1日当たりの塩分摂取量の目安は7~8g程度です。食事から摂取する塩分量も考慮して、塩あめは1日に10個までにとどめましょう。

また、塩あめを食べるときに水分補給も行うと、水分と塩分を効率よく吸収できます。ただし、スポーツドリンクには塩分と糖分が含まれているため、塩あめと一緒に飲むと塩分を摂りすぎて予期せぬ体調不良を招く可能性があります。特に、高血圧や腎臓病などの持病がある方は、夏の水分・塩分補給について必ず医師に相談してください。

熱中症を予防するには、汗で失われる水分と塩分を補給する必要があります。塩分の摂りすぎに気をつけながら、体に必要な成分を補っていきましょう。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

⽣21-2782,商品開発G

関連記事

  • 直腸がんの症状と予防対策

    直腸がんの症状と予防対策

    直腸は大腸の一部であり、15cmから20cm程度の長さがあります。上部から直腸S状部・上部直腸・下部直腸に分けられ、上部でS状結腸からつながり下部で肛門へとつながります。この記事では、直腸がんの症状と予防対策について解説します。

  • 大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)とは、動脈硬化・高血圧等の影響で大動脈(腹部から胸部にかけて走行する人体の中で最も太い血管)に瘤(こぶ)状の膨らみができる疾患です。大動脈瘤は種類により、症状・治療方法等が変わってくる場合があります。この記事では、大動脈瘤の種類と検査・治療について解説します。

  • レビー小体認知症の検査・治療について

    レビー小体認知症の検査・治療について

    レビー小体型認知症は、レビー小体という特殊なたんぱく質により脳の神経細胞が破壊されることで発症すると言われています。この記事では、レビー小体型認知症の検査・治療について解説します。