散歩とウォーキングの違いと散歩のメリットを高めるコツ

散歩とウォーキングの違いと散歩のメリットを高めるコツ

散歩もウォーキングも「歩く」ことですが、この2つには違いがあります。この記事では、散歩とウォーキングの違いと散歩のメリットを高めるコツについて解説します。

散歩とウォーキングの違い

散歩は、気晴らし等を目的にリラックスしながら散策を楽しむものです。散歩では、無理のない自然な姿勢を取り、気の向くままの速度で周りの景色を鑑賞しながら「歩くこと自体」を楽しみます。心身のリセット・リフレッシュにつながり、運動不足もある程度解消できます。

一方、ウォーキングは、適切な姿勢・速度で10分以上歩く等、ある程度目標を設定して歩くものです。ジョギング等と比較すると関節・筋肉・心肺機能等への負荷は少ないですが、一種のスポーツとも言えます。ウォーキングには、脂肪燃焼・心肺機能の強化・筋力の増強等のメリットがあり、生活習慣病予防や体質改善等を目的に行われます。

散歩のメリットを高めるコツ

散歩には、以下のメリットがあります。

・ウォーキングより消費カロリー量は若干少ないが、軽めの有酸素運動になるため、脂肪燃焼を促すことができる
・体力に自信がない方でも、手軽な運動として気軽に楽しめる
・散歩を習慣化することで、筋力を少しずつ増強することができる
・朝に散歩をすると体内時計をリセットできるため、生活リズムを整える・早寝早起きを習慣付ける・睡眠の質を高める等に役立つ
・散歩は自由度が高く、リラックスしてできる運動のため、精神的なリフレッシュにつながりやすい
・血行を促すことで脳への血流が増加し、脳が活性化しやすくなる
・新しいアイデアが浮かびやすくなる・頭の回転が速まりやすくなると言われている

これらのメリットは、以下を心がけることで高まりやすくなると言われています。

●腹式呼吸を意識する
腹式呼吸とは、お腹をへこませながら息を吐き、お腹を膨らませながら鼻から息を吸う呼吸法です。副交感神経が優位になりやすいためリラックスしやすく、より多くの空気を肺に送り込むことができます。呼吸のリズムが乱れない程度のゆっくりした速さで歩くようにすると、腹式呼吸をしやすくなります。

●余計なことを考えない
仕事の悩み・家庭の悩み等があるかもしれませんが、できる限り余計なことを考えずに歩きましょう。ご自身の足の動き・地面を踏みしめた際の感覚・周囲の景色・木々の香り・鳥や虫の声等、散歩中に得た感覚に意識を向けるようにしてください。


「歩くこと自体」を思いっきり楽しむことが、散歩を長続きさせるコツです。あまり難しいことは考えず、好きな時間帯に好きな場所へ散歩に出かけ、散歩中に感じた感覚を楽しんでみてください。「散歩すると仕事のアイデアが浮かんでくる」いう方もいらっしゃるので、仕事が煮詰まった際にもおすすめです。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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