職場や家庭でできる若年性認知症のチェック方法について

職場や家庭でできる若年性認知症のチェック方法について

若年性認知症とは、65歳未満の方に発症する認知症です。この記事では、職場や家庭でできる若年性認知症のチェック方法について解説します。

職場でできるチェック方法

以下の状況が長期間続く・頻繁に起こる等の際は、一度医療機関に相談することをおすすめします。

●ご自身がチェックできること
・仕事の手順が分からなくなる
・上司からの指示・取引先との約束等を忘れる
・取引先の担当者等の名前を忘れる・覚えられない
・ミスをした際の状況を忘れる
・メモを取ろうと思っても取れない・メモを取ることを忘れる 等

●周囲の方がチェックできること
・在庫があるのに、同じ物を何度も注文する
・仕事のミス・抜け漏れ等が増えた
・従来の手順で仕事ができなくなる
・仕事のスピードが明らかに落ちた
・短時間に何度も同じことを聞く 等

家庭でできるチェック方法

家庭では、上記に加え、感情・性格・趣味・嗜好等の変化に気付く機会もあると思います。また、車の運転に関する変化にも気を付けるようにしてください。

●ご自身がチェックできること
・アイデアが浮かばなくなる
・涙もろくなったと感じる
・おしゃれに関心がなくなる
・趣味に興味がなくなる・味の好みが変わる等、突然趣味・嗜好が変わる
・火を付けっぱなしする・子どもの学校行事等を忘れる等、物忘れによるミスが増える
・ドラマのストーリーや他人の話等が理解できなくなる
・財布や鍵等を置いた場所を忘れる・何を料理したか覚えていない等、直前のことを思い出せなくなる
・作り慣れた料理を作れなくなる等、従来できていたことができなくなる
・親戚等、身近な方の顔を見ても名前が出てこなくなる
・自身の名前が書けなくなる
・運転時の判断能力が著しく落ちたと感じる
・アクセルとブレーキを間違えそうになる
・運転中に、ご家族等から「危ない」と指摘される
・通い慣れた道なのに、目的地にたどり着けない
・車を運転している際、どこを走っているのかわからなくなる

●周囲の方がチェックできること
・1日に何度も同じ内容の電話・会話をする
・「別の料理を作って」とお願いしても、同じ料理ばかり作る
・不足していないのに、同じ物を何度も、もしくは大量に購入する
・いつも探し物をしている
・会話・話題についていけない
・TPOに合う服装ができない等、身だしなみに無頓着になる
・怒りっぽくなる等、感情がコントロールできなくなる
・テレビ等を見ながら汚い言葉で罵る等、独り言を言っている
・自身の間違いを他人のせいにする、必要以上に疑い深くなる
・注意をした際、暴力を振るい反論する
・用がないのに、夜間に外出する
・ぶつけた跡等、車に傷が増える
・車間距離が極端に狭い
・駐車・車庫入れ等をスムーズにできなくなる
・信号無視をする・逆走する等、交通ルールを守らなくなる


若年性認知症は、働き盛りの世代の方も発症する可能性があり、上記のような変化はうつ病等が原因で起こる可能性もあります。気になる症状・変化に気付いた際は、年齢に限らず、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

生23-1552,商品開発G

関連記事

  • 糖尿病が引き起こす皮膚トラブルについて

    糖尿病が引き起こす皮膚トラブルについて

    糖尿病の方は皮膚トラブルが起こりやすく、皮膚トラブルが悪化すると壊疽(えそ:皮膚・皮下組織等が壊死し、黒く変色した状態)等に進行し、日常生活に支障を来す可能性があります。この記事では、糖尿病が引き起こす皮膚トラブルについて解説します。

  • 直腸がんの症状と予防対策

    直腸がんの症状と予防対策

    直腸は大腸の一部であり、15cmから20cm程度の長さがあります。上部から直腸S状部・上部直腸・下部直腸に分けられ、上部でS状結腸からつながり下部で肛門へとつながります。この記事では、直腸がんの症状と予防対策について解説します。

  • 大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)とは、動脈硬化・高血圧等の影響で大動脈(腹部から胸部にかけて走行する人体の中で最も太い血管)に瘤(こぶ)状の膨らみができる疾患です。大動脈瘤は種類により、症状・治療方法等が変わってくる場合があります。この記事では、大動脈瘤の種類と検査・治療について解説します。