歩くのと同じくらいのスピードでゆっくり走る、「スロージョギング」。ウォーキングの約1.6倍の消費カロリーがあるとされ、ダイエットやメタボ改善効果だけでなく、脳の前頭前野(判断力や記憶力を司る)の体積が大きくなり、認知症予防効果も期待できると考えられています。
今回は、このスロージョギングを使った認知症予防レクリエーションをご紹介していきます。
今回は、このスロージョギングを使った認知症予防レクリエーションをご紹介していきます。
スロージョギングのやり方
福岡大学の田中宏暁教授が提唱した有酸素運動「スロージョギング」は、ランニングよりも遅く、歩くようなペースで走る楽なジョギングです。運動が苦手な方でも気軽に実践でき、ダイエット効果や脳の活性化なども期待できる優れた有酸素運動になります。
スロージョギングをする際は、以下のポイントに注意しながら行ってください。
・歩くのと同じくらいの速さ(ニコニコと話ができるペース)で走る
・背筋を伸ばし、ひじを軽く曲げ、やや前傾姿勢で歩幅40〜50cm程度でリズミカルに走る
・足の指の付け根から着地し、足は蹴り上げずに足裏全体で地面を押すような感覚で走る
スロージョギングをする際は、以下のポイントに注意しながら行ってください。
・歩くのと同じくらいの速さ(ニコニコと話ができるペース)で走る
・背筋を伸ばし、ひじを軽く曲げ、やや前傾姿勢で歩幅40〜50cm程度でリズミカルに走る
・足の指の付け根から着地し、足は蹴り上げずに足裏全体で地面を押すような感覚で走る
認知症予防におすすめのレクリエーション:スロージョギングで山手線ゲーム
スロージョギングをしながら頭を使うゲームをする二重課題に取り組むことで、前頭前野が活性化し、判断力・記憶力の維持・向上が期待できます。
ここで行う「山手線ゲーム」とは、1つのテーマでお題を決め、そのお題に沿った名前を順番に回答していくゲームです。答えが出尽くした時点で終了しますが、同じ回答を2回してしまったり、途中で言えなくなった人が脱落します。
お題はなんでもOKですが、誰でもいくつか答えが思いつき、正誤の判定が簡単にできるもの(都道府県名、動物の名前など)がいいでしょう。ゲームなので2人以上でやることをおすすめします。
ここで行う「山手線ゲーム」とは、1つのテーマでお題を決め、そのお題に沿った名前を順番に回答していくゲームです。答えが出尽くした時点で終了しますが、同じ回答を2回してしまったり、途中で言えなくなった人が脱落します。
お題はなんでもOKですが、誰でもいくつか答えが思いつき、正誤の判定が簡単にできるもの(都道府県名、動物の名前など)がいいでしょう。ゲームなので2人以上でやることをおすすめします。
やり方
1.スロージョギングを一緒に開始する。
2.スピードが乗ってきたら、1人が「お題」を提示する。
3.他のメンバーは順にお題に沿った回答をする(制限時間は5秒程度)。
4.順番に回答していき、途中で回答ができなくなった(あるいは既に出た回答をした)人が負け。
2.スピードが乗ってきたら、1人が「お題」を提示する。
3.他のメンバーは順にお題に沿った回答をする(制限時間は5秒程度)。
4.順番に回答していき、途中で回答ができなくなった(あるいは既に出た回答をした)人が負け。
認知症予防におすすめのレクリエーション:スロージョギングで連想ゲーム
こちらも、スロージョギングと並行して頭を使う二重課題です。2人以上の人数で行う必要があります。
連想ゲームとは、「●●といったら××」(例:バナナといったら黄色、黄色といったら信号…)と前の回答者の言葉から連想されたものを順々に挙げていくゲームになります。
連想ゲームとは、「●●といったら××」(例:バナナといったら黄色、黄色といったら信号…)と前の回答者の言葉から連想されたものを順々に挙げていくゲームになります。
やり方
1.スロージョギングを一緒に開始する。
2.スピードが乗ってきたら、1人が始めのワードを提示する。
3.他のメンバーは順に、ワードから連想される(関係する)言葉を答えていく。
4.これをテンポよく順番に回答していき、途中でワードに関連しない回答をした(あるいは既に出た言葉を使った)人が負け。
2.スピードが乗ってきたら、1人が始めのワードを提示する。
3.他のメンバーは順に、ワードから連想される(関係する)言葉を答えていく。
4.これをテンポよく順番に回答していき、途中でワードに関連しない回答をした(あるいは既に出た言葉を使った)人が負け。
おわりに:頭も体も使うスロージョギング+ゲームで楽しく認知症予防!
今回ご紹介したスロージョギング+ゲームは、運動が苦手な方や運動習慣が長続きしないという方におすすめのレクリエーションです。認知症の発症リスクの1つは肥満や糖尿病などの生活習慣病なので、それを予防・改善する上でも体を動かす習慣をつけていくといいでしょう。
生20-440,商品開発G
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