水泳がダイエット・健康維持におすすめできる理由と注意点

水泳がダイエット・健康維持におすすめできる理由と注意点

有酸素運動は、ダイエット・健康維持に役立ちます。ウォーキング・ジョギング等は手軽にできる有酸素運動としておすすめできますが、水泳もダイエット・健康維持におすすめです。この記事では、水泳がダイエット・健康維持におすすめできる理由と水泳に取り組む際の注意点について解説します。

水泳がダイエット・健康維持におすすめできる理由

水泳がダイエットや健康維持におすすめできる理由として、以下が挙げられます。

●長時間継続しやすい
水泳は浮力の作用で関節に負担がかかりにくく、膝・腰等があまり強くない方でも比較的行いやすい運動です。ジョギング・ランニングのように関節に負担がかかりやすい運動より長時間継続しやすいと言われています。

●全身運動である
水泳は全身の筋肉を使う全身運動であり、水の抵抗による負荷をかけながら、腕部・背部・臀部・脚部等、全身の筋肉をまんべんなく鍛えられます。全身の筋肉を鍛えることで基礎代謝量を上げることができ、カロリーを消費しやすくなります。

●運動強度を調整しやすい
水泳は、泳ぐ速度を上げる・距離を長くする等で運動強度を上げることができ、速度を下げる・距離を短くする等で運動強度を下げることができます。ジョギング・ランニング等も同じ方法で運動強度を調整できますが、関節への負担が少ない点を考慮すると水泳の方が調整しやすいと言われています。

●水中ウォーキングであれば、運動が苦手な方も取り組みやすい
厳密にいうと水泳ではありませんが、運動が苦手な方・泳げない方等は、水中ウォーキングがおすすめです。水中ウォーキングも水泳と同様関節に負担がかかりにくく、水の抵抗で全身を鍛えることができ、運動強度も調整しやすいです。

ダイエットや健康維持のために水泳に取り組む際の注意点

ダイエット・健康維持のための運動は、適切な負荷・時間で行い、長期間継続することが大切です。一般的に、適度な心拍上昇を伴う有酸素運動が脂肪燃焼に適していると言われています。泳げる方であっても、全力でのクロール・バタフライ等ではなく、軽い疲れを感じる程度のゆったりとしたクロール・平泳ぎ等を、30分から1時間程度行うことから始めましょう。泳ぐこと自体が負担になるという方は、無理をせず水中ウォーキングを行うようにしてください。


医療機関等から特別な注意を受けていない限り、妊娠中の方・糖尿病等の持病がある方・関節に障がい等がある方等も、水泳・水中ウォーキングはおすすめできると言われています。ただし、このような方は、必ず医療機関に相談した上で行うようにしてください。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

生23-2201,商品開発G

関連記事

  • 認知症予防につながる娯楽と食生活

    認知症予防につながる娯楽と食生活

    脳機能を刺激して活性化を促し、健康的な生活を過ごすことは、認知症の予防につながると考えられています。この記事では、認知症予防につながる娯楽と食生活ついて解説します。

  • 糖尿病性神経障がいについて

    糖尿病性神経障がいについて

    糖尿病には、糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障がい等の合併症があります。この記事では、糖尿病性神経障がいについて解説します。

  • 大動脈解離の手術後について

    大動脈解離の手術後について

    大動脈の血管壁は、内膜・中膜・外膜で構成されています。大動脈解離とは、何らかの原因で内膜が裂け、大動脈の血管壁に血液が流れ込む疾患です。大動脈解離は命に危険が及ぶ可能性がある疾患であり、緊急手術が必要になる場合があります。この記事では、大動脈解離の手術後について解説します。