運動時に、足・足首・踵(かかと)等の痛みに悩まされた経験がある方もいらっしゃると思います。この記事では、足の痛みの原因について解説します。
足の痛みの原因(外傷性)
運動時に起こる足・足首の痛みの原因としては「足関節捻挫(足関節の外側・内側靭帯損傷)」が代表的です。足関節捻挫とは、文字どおり「足首を捻る・挫く」ことであり、関節に強い力がかかることで靭帯や筋肉に損傷が起こる「外傷」の一種です。足に起こる主な外傷には、以下があります。
・アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎:アキレス腱や周辺組織の炎症により、圧痛・熱感・腫れ等が起こる
・足底筋膜炎:足の裏の筋膜・腱膜に炎症が起こる
・足関節の骨折:脛骨(けいこつ)・腓骨(ひこつ)の、踝(くるぶし)に当たる部分の骨折
・腓骨筋腱脱臼:腓骨筋腱が外踝から外れる外傷。足の後外側の痛み・足首の不安定感・腱に沿った腫れ等が起こる
・距骨軟骨骨損傷(きょこつなんこつこつそんしょう):距骨軟骨の一部が剥がれる外傷。足首の捻挫に併せて起こることが多く、捻挫治癒後も痛みが続く
・距骨の壊死:距骨は血液供給が少ないため、壊死しやすい。外傷性以外に、原因が分からない特発性がある
・アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎:アキレス腱や周辺組織の炎症により、圧痛・熱感・腫れ等が起こる
・足底筋膜炎:足の裏の筋膜・腱膜に炎症が起こる
・足関節の骨折:脛骨(けいこつ)・腓骨(ひこつ)の、踝(くるぶし)に当たる部分の骨折
・腓骨筋腱脱臼:腓骨筋腱が外踝から外れる外傷。足の後外側の痛み・足首の不安定感・腱に沿った腫れ等が起こる
・距骨軟骨骨損傷(きょこつなんこつこつそんしょう):距骨軟骨の一部が剥がれる外傷。足首の捻挫に併せて起こることが多く、捻挫治癒後も痛みが続く
・距骨の壊死:距骨は血液供給が少ないため、壊死しやすい。外傷性以外に、原因が分からない特発性がある
足の痛みの原因(非外傷性)
足・足首・踵の痛みは、足の構造上の問題や変形・内科系疾患等、外傷以外の原因で起こる可能性があります。
・変形性足関節症:クッションの役割を持つ軟骨がすり減ることで痛みが出る。加齢・体重増加等が主な原因
・扁平足:成人後に扁平足になった場合は痛みが出やすく、子どもの頃から扁平足である場合は痛みが出にくい傾向がある
・外反母趾・内反小趾:足の親指が足の人差し指側に曲がる状態が外反母趾、足の小指が足の薬指側に曲がる状態が内反小趾。重症の場合は、手術が必要になる可能性がある
・モートン病:足の指に向かう神経が圧迫され、痛みや痺れが発生する
・足根管症候群:内踝の下側にある神経の通り道が狭くなり、痛みや痺れが起こる
・踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう:シーバー病):踵の骨である踵骨の端が剥がれる・踵骨の軟骨に炎症が起こることで痛みが出る。成長痛の一種とされる場合もある
・痛風:尿酸の結晶が関節内に溜まることで強い痛みが出る。足の親指の付け根・踵・踝等に出ることが多い
・偽痛風:ピロリン酸カルシウムが結晶化することで痛みが出る。足首・膝・手首・肘等に出ることが多い
・関節リウマチ:自己免疫疾患のひとつで、朝のこわばりが特徴的な症状。関節の痛みは足首・足の指の付け根に出やすいが、手の指の第二関節・付け根・膝・肘・股関節等、体中に現れる
足の痛みの原因は複数あり、緊急の治療・内科的な治療が必要な場合もあるため、湿布薬や鎮痛薬で安易にやり過ごすことはあまりおすすめできません。足に痛みがある・足の痛みや不調が長く続く際は、早めに医療機関を受診しましょう。
・変形性足関節症:クッションの役割を持つ軟骨がすり減ることで痛みが出る。加齢・体重増加等が主な原因
・扁平足:成人後に扁平足になった場合は痛みが出やすく、子どもの頃から扁平足である場合は痛みが出にくい傾向がある
・外反母趾・内反小趾:足の親指が足の人差し指側に曲がる状態が外反母趾、足の小指が足の薬指側に曲がる状態が内反小趾。重症の場合は、手術が必要になる可能性がある
・モートン病:足の指に向かう神経が圧迫され、痛みや痺れが発生する
・足根管症候群:内踝の下側にある神経の通り道が狭くなり、痛みや痺れが起こる
・踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう:シーバー病):踵の骨である踵骨の端が剥がれる・踵骨の軟骨に炎症が起こることで痛みが出る。成長痛の一種とされる場合もある
・痛風:尿酸の結晶が関節内に溜まることで強い痛みが出る。足の親指の付け根・踵・踝等に出ることが多い
・偽痛風:ピロリン酸カルシウムが結晶化することで痛みが出る。足首・膝・手首・肘等に出ることが多い
・関節リウマチ:自己免疫疾患のひとつで、朝のこわばりが特徴的な症状。関節の痛みは足首・足の指の付け根に出やすいが、手の指の第二関節・付け根・膝・肘・股関節等、体中に現れる
足の痛みの原因は複数あり、緊急の治療・内科的な治療が必要な場合もあるため、湿布薬や鎮痛薬で安易にやり過ごすことはあまりおすすめできません。足に痛みがある・足の痛みや不調が長く続く際は、早めに医療機関を受診しましょう。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ