【仕事と介護の両立支援】 介護保険外も含めサービス、商品を徹底活用!

【仕事と介護の両立支援】 介護保険外も含めサービス、商品を徹底活用!

この記事では、要介護者にとってはもちろん、介護する側にとってもより良い環境を築くために使えるサービスについて解説します。

介護保険外も含めサービス、商品を徹底活用!

脳梗塞を患っても治療やリハビリをがんばり、在宅での生活を続けている人は大勢います。
とはいえ、マヒなどの後遺症が残るケースも……。
日常生活に不自由が生じた場合は、使えるサービスをトコトン利用しましょう。
Sさん(50代)夫婦と母親は二世帯住宅で暮らしています。母親は1年ほど前に脳梗塞で倒れました。治療とリハビリの甲斐があり元気になったものの、手足が動きにくいのだとか。Sさん夫婦は共働きで、母親の退院が決まったときには「離職」を検討。しかし、ケアマネジャーに相談したところ、サービスを使えば両立できると心強いアドバイスを得ました。
まず介護保険を利用して歩行器をレンタルし、水まわりや玄関には手すりを設置。適切な福祉用具を採用し住宅改修をおこなうことで、生活はかなりスムーズになります。
また、月曜日と木曜日はリハビリ目的で、母親はデイケアに通います。火曜日と金曜日はホームヘルパーに来てもらい、残る水曜日の昼食は民間の食事宅配サービスを利用。手が不自由でも握りやすいスプーンとフォークも購入しました。
更に、月に2回の通院は、自費になりますがヘルパーに同行をお願いしているそうです。「いろんなサービスを使うと、お金はかかりますが気持ち的にはすごく楽です。母にとっても家族だけでなく、いろんな人とかかわることは刺激になっていいと思うんです」とSさんはにっこり。専門家と相談しつつ、要介護者にとってはもちろん、介護する側にとってもより良い環境を築きたいものです。
◆介護保険で自宅を安心・安全にするサービス◆

〇福祉用具の貸与・購入費支給サービス
日常生活において何らかの介助が必要な方に対し、さまざまなサポート用具(福祉用具)を貸し出すサービス。貸与に馴染まないものは購入費として1年につき10万円まで支給され、自己負担はそのうちの1~3割。

【貸与】手すり(工事を伴わないもの)、歩行補助つえ、スロープ(工事を伴わないもの)、歩行器、車いすなど
【購入】腰掛便座、入浴用いす、浴槽用手すり、浴槽内いすなど

〇住宅改修費の支給サービス
日常生活において何らかの介助が必要な方ができる限り自立して暮らせるよう住宅改修費を支給するサービス。支給限度額は20万円、自己負担はそのうちの1~3割。

【対象】手すりの取付け、段差の解消、すべりの防止などのための床材変更、引き戸などへの扉の取替  え、洋式便座などへの便器の取替えなど
提供元:介護・暮らしジャーナリスト 太田差惠子

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