ダイエット中に起こる頭痛・めまいの原因と予防対策

ダイエット中に起こる頭痛・めまいの原因と予防対策

ダイエット期間中に、頭痛やめまいを感じたことがある方もいらっしゃると思います。この記事では、ダイエット中に起こる頭痛・めまいの原因と予防対策について解説します。

ダイエット中に起こる頭痛・めまいの原因

ダイエット中に頭痛・めまいが起こる主な原因として、「血糖値の低下」が挙げられます。糖は、脳・体のエネルギーになる大切な栄養です。極端な食事制限・糖質制限によるダイエットは、糖が不足することによる低血糖を引き起こす可能性があります。

低血糖になると、糖をエネルギーとして使えなくなるため、不足したエネルギーを補おうと、糖の代わりに脂肪をエネルギーに変え始めます。脂肪をエネルギーに変え始める際に「ケトン体」という物質ができますが、ケトン体が過剰に増える「ケトーシス状態」になると、アセト酢酸(ケトン体のひとつ)が血液中に増えて体が酸性になり、頭痛・めまい・吐き気等が起こりやすくなると言われています。

なお、ダイエットにより鉄分・たんぱく質・ビタミンB群・ビタミンC等が不足することで、貧血による頭痛・めまい等が起こる可能性があり、ダイエットによる自律神経の乱れが頭痛・めまい等の症状を引き起こす可能性もあります。

ダイエット中に起こる頭痛・めまいの予防対策

ダイエットでは「健康的な生活を送る」ことが大切です。これは、ホルモンバランスや自律神経のバランスを整えることに役立ち、ダイエット中の頭痛・めまい等の予防にも役立ちます。なお、糖質・炭水化物の過度な制限は、低血糖だけでなく様々な不調を引き起こす原因になります。極端な食事制限はせず、主食(ご飯・パン・麺類・いも類等)・野菜類・海藻類・肉類・魚類等をバランスよく摂り、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン類・ミネラル類等の栄養バランスが乱れないようにしましょう。血糖値が急上昇しにくい低GI食品を主食に取り入れることもおすすめです。貧血による頭痛・めまいを予防するため、鉄分を含む食品(牛肉の赤身・レバー・カツオ・イワシ・ほうれん草等)を摂ることも心がけてください。

また、食事制限だけでダイエットを成功させようとすると、筋肉量が減少することで基礎代謝が低下し、体重が落ちにくくなり、リバウンドもしやすくなります。有酸素運動(ジョギング・ウォーキング・サイクリング・水泳等)と適度な筋力トレーニングを習慣化すると、基礎代謝が上がり、痩せやすく太りにくい体質を目指せます。


ダイエットは一時的に体重を落とすのではなく、適切な体重を長期間維持することが大切です。バランスの整った食生活と適切な運動習慣を継続し、無理なく体重を落としていくことが、頭痛・めまい等の体調不良の予防にもつながり、ダイエットの成功にも役立ちます。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

生23-1909,商品開発G

関連記事

  • 糖尿病が引き起こす皮膚トラブルについて

    糖尿病が引き起こす皮膚トラブルについて

    糖尿病の方は皮膚トラブルが起こりやすく、皮膚トラブルが悪化すると壊疽(えそ:皮膚・皮下組織等が壊死し、黒く変色した状態)等に進行し、日常生活に支障を来す可能性があります。この記事では、糖尿病が引き起こす皮膚トラブルについて解説します。

  • 直腸がんの症状と予防対策

    直腸がんの症状と予防対策

    直腸は大腸の一部であり、15cmから20cm程度の長さがあります。上部から直腸S状部・上部直腸・下部直腸に分けられ、上部でS状結腸からつながり下部で肛門へとつながります。この記事では、直腸がんの症状と予防対策について解説します。

  • 大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)の種類と検査・治療

    大動脈瘤(りゅう)とは、動脈硬化・高血圧等の影響で大動脈(腹部から胸部にかけて走行する人体の中で最も太い血管)に瘤(こぶ)状の膨らみができる疾患です。大動脈瘤は種類により、症状・治療方法等が変わってくる場合があります。この記事では、大動脈瘤の種類と検査・治療について解説します。