貧血と起立性低血圧の違いと起立性低血圧の予防対策

貧血と起立性低血圧の違いと起立性低血圧の予防対策

貧血と起立性低血圧は、どちらもめまいや立ちくらみ等の症状が現れますが、それぞれ違いがあります。この記事では、貧血と起立性低血圧の違いと起立性低血圧の予防対策について解説します。

貧血と起立性低血圧の違い

貧血と起立性低血圧には、以下のような違いがあります。

●貧血
貧血とは、一般的に「鉄欠乏性貧血」のことを指し、何らかの原因で赤血球に含まれるヘモグロビンが不足することで起こります。めまい・立ちくらみ・息切れ・動悸・頭痛・だるさ等が主な症状ですが、症状の現れ方には個人差があり、はっきりとした自覚症状がないまま進行する可能性もあります。

鉄欠乏性貧血の方は、鉄剤の投与等の治療が必要になる場合があります。上記の症状が頻繁に起こる方は、医療機関を受診することをおすすめします。

●起立性低血圧
起立性低血圧とは、立ち上がる・起き上がる・上体を起こす等の動作をした際に、血圧が急激に低下する状態です。めまい・立ちくらみ・目の前が暗くなる・冷や汗が出る等の症状が現れ、転倒した際に頭部を強打するリスクもあります。これらの症状が現れるのは、血圧が下がることで脳に十分な量の血液が行き渡らなくなるためです。このような状態を「脳貧血」と言います。

起立性低血圧は一時的な低血圧であることが多いと言われていますが、治療が必要になる場合もあります。頻繁に起こる方は、医療機関を受診することをおすすめします。

起立性低血圧の予防対策

起立性低血圧を予防するためには、以下を心がけましょう。

●ゆっくり動く
寝ている状態から起き上がる・座っている状態から立ち上がる等の際は、できるだけゆっくりと動くようにしましょう。

●適度な運動をする
ウォーキング・ジョギング等の下半身の筋肉を鍛えられる適度な運動は、血流循環を促すため、起立性低血圧の予防に役立ちます。ただし、負荷が高い運動や姿勢が大きく変わる運動、急に運動を始める・止める等を行うと、起立性低血圧を引き起こす可能性があるため注意しましょう。

●睡眠環境を見直す
睡眠不足等で自律神経が乱れると、血圧を調整する機能に影響が及び、起立性低血圧を引き起こす可能性があります。十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠が取れるよう、睡眠環境を見直しましょう。

●食生活を見直す
栄養のバランスが整っている食事を、1日3回規則正しく摂るようにしましょう。1日のスタートとなる朝食は、脳の栄養補給にもなるため特に大切と言われています。

●ストレスを溜めない
ストレスは、自律神経の乱れを引き起こす原因です。休息を取る・趣味に没頭する・リフレッシュする等の時間を設ける等し、ストレスを発散しやすい環境を整えましょう。


めまいや立ちくらみは身近な症状ではありますが、治療が必要な疾患が原因で起こっている可能性もあります。頻繁にめまいや立ちくらみがする方は、早めに医療機関を受診しましょう。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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