屋内で起こる熱中症の主な原因と予防対策

屋内で起こる熱中症の主な原因と予防対策

熱中症は、屋外だけでなく、屋内でも起こる可能性があります。この記事では、屋内で起こる熱中症の主な原因と予防対策について解説します。

屋内で起こる熱中症の主な原因

熱中症は、「環境」「体の状態(体調・持病の有無等)」「行動」等の要因が、複合的に絡み合うことで引き起こされます。屋内で起こる熱中症の主な原因の具体例として、以下が挙げられます。

●環境に関する要因
・気温・湿度が高くなっていた
・窓・出入口等から、直射日光が差し込み続けていた
・風が入り込まない環境で、換気を行っていなかった
・エアコン・扇風機等を使用しておらず、空気が還流していなかった
・暑さの影響等で気温が急激に変化したにも関わらず、室温管理を怠り適切な室温を保てなかった 等

●体の状態に関する要因
・子ども・高齢の方・肥満の方等、暑さに弱い方
・生活習慣病等の持病がある方・特定の薬を服用している方
・下痢・二日酔い・感染症等の影響で、脱水状態であった方
・寝不足・疲労等の影響で、体温を調節する機能が一時的に低下していた方
・低栄養等で体力が低下していた方 等

●行動に関する要因
・慣れない作業・激しい運動等をしていた方
・長時間ほとんど水分補給をしていなかった方 等

屋内で起こる熱中症の予防対策

屋内で起こる熱中症は、室温を25℃から28℃程度・湿度を50%から60%程度に保つことで予防できる可能性があります。以下の対策については、ご自身でできる対策から始めていくことになると思いますが、職場における室温管理・湿度管理・風通し・直射日光等については、個人での対策が難しい場合もあると思います。可能ならば、会社全体で取り組めるように働きかけることをおすすめします。

●個人でできる対策
・体の熱を逃しやすい、通気性・速乾性の高い衣類を着る
・1時間に1回等、水分・電解質を補給するタイミングを決める
・直射日光の当たる場所等、熱中症リスクが高くなる場所には長時間滞在しない
・屋外に出る際、日傘・帽子等を使う
・睡眠不足や暴飲暴食を避ける
・感染症対策をする等して体調を整える
・バランスの整った食事を、毎日3食規則正しく摂る 等

●会社全体でできる対策
・時間帯・従業員の方の体感温度等を考慮し、エアコンの設定温度を柔軟に変える
・ブラインド・カーテン等を設置し、直射日光による室温上昇を防ぐ
・電子機器が密集している環境では、特に注意して室温を管理する
・窓を開ける・サーキュレーターを使用する等し、風通しを良くする
・使用していない電子機器・家電等の電源は落とすようルール化する 等


一般家庭に比べ発熱する機器が多いオフィスは、気温が上がりやすく、熱中症リスクも高まりやすい傾向にあります。クールビズ等の取り組みも熱中症予防につながりますが、室温・湿度の管理や空気の還流等の対策も忘れないようにしてください。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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