血糖値を気にする方がおやつを摂る際にできる対策 - 100年人生レシピ|認知症を考えるみんなのためのメディア

血糖値を気にする方がおやつを摂る際にできる対策

糖尿病の方は糖質の摂取量や摂取カロリー量を管理する必要があり、病状等によりおやつを摂ることを禁じられる可能性があります。しかし、血糖値が高めであると指摘された方等、血糖値が気になる方に関しては、摂る際にある程度工夫をすることで、スイーツ・デザート等をおやつとして楽しめる可能性があります。この記事では、血糖値を気にする方がおやつを摂る際にできる対策について解説します。

おやつを摂る時間・タイミングについて

食後血糖値が十分に下がっていない状態でおやつを摂ると、再び血糖値が上昇し、血糖値が高い状態が続くことになります。また、血糖値が高い状態が続くと血管に負担がかかり、動脈硬化のリスクも高まります。血糖値が気になる方は、おやつを食べるタイミングに気をつけることをおすすめします。

おやつを摂る時間は、昼食後3時間から4時間頃が適していると言われており、可能であれば、身体活動量が多い時間帯の直前に摂ることが推奨されています。なお、睡眠中はカロリー消費が行われにくいため、夜間のおやつは控えるようにしてください。

おやつ後の運動について

糖分を含む食べ物・飲み物を摂った後は、血糖値が上昇しやすくなります。血糖値の上昇を抑えるため、おやつを摂った後は積極的に運動することをおすすめします。なお、以下の有酸素運動に取り組むことは、脂肪燃焼を促し、血糖値を下げることにもつながります。

・ウォーキング
・軽めのジョギング
・サイクリング
・水泳(水中歩行含む)
・階段の上り下り 等

おやつにおすすめの食材

血糖値を気にする方のおやつには、無糖ヨーグルト・寒天・ミックスナッツ・はちみつ梅・カカオ高配合チョコレート等がおすすめです。また、適量であれば、果物を摂ることも問題ないと言われています。ただし、果物に含まれる果糖は、過剰摂取すると肥満等のリスクを高める可能性があるため、摂り過ぎには注意が必要です。


ノンカロリーの甘味料を使用したチーズとヨーグルトのパフェ・寒天で作るコーヒーゼリー・ノンオイルのポテトチップス等のおやつをご自身で作るようにすると、血糖値を管理しやすくなります。ただし、ご自身でおやつを作る際は、味を整える際に無意識で甘味・塩味を追加しやすい傾向にあります。調味料の量には気をつけるようにしましょう。
※糖尿病等で治療を受けている方は、食事制限・運動制限が必要になる可能性があるため、必ず事前に医療機関に相談してください。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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