今回お話を伺ったのは、一般社団法人「注文をまちがえる料理店」(※1)で代表理事を務める和田行男さん。「注文をまちがえる料理店」とは、2017年にテレビ局ディレクターの小国士朗さんを発起人にスタートした、認知症の方々がホールスタッフを務めるレストランプロジェクトです。
40歳で若年性認知症の診断を受け休職し、その後ふさぎこんでいた渡邊雅徳さん。しかしその後、同じ若年性認知症でありながら活躍する方々の存在によって、徐々に変わっていくことになります。
40歳にして若年性認知症と診断された渡邊雅徳さん。若年性認知症とは65歳未満で発症した認知症疾患の総称で、日本では約3.78万人が発症していると言われています。(※1) まだまだ働き盛りでの認知症発症ですが、渡邊さんは「助かった」と思ったそうです。なぜそう感じたのか、そしてどうやって今の充実した生活を過ごせるようになったのかをインタビューで詳しくお聞かせいただきました。
福島県立医科大学疫学講座の大平哲也教授へのインタビュー後編。前編では「笑い」と認知症に関する研究について詳しくお伺いしましたが、後編では実際に「笑い」を増やしていく為におすすめの方法を伺いました。(前編はこちら(リンク))
「笑う門には福来たる」と言いますが、実は笑いと認知症には関連性が高いのだとか。そんな研究をされているのが、福島県立医科大学疫学講座の大平哲也教授です。どんな笑いが効果的なのか、なぜ認知症と笑いに関係があるのか、詳しくお伺いしました。