介護移動用リフトのメリットと主な種類

介護移動用リフトのメリットと主な種類

介護移動用リフトとは、介護の負担を軽減するために開発された福祉用具のひとつです。この記事では、介護移動用リフトを使うメリットと、介護移動用リフトの主な種類について解説します。

介護移動用リフトのメリット

ご自身でベッドから車椅子に移乗できない場合、介護する方が抱えるようにして体重を支え、車椅子への移乗を介助することになります。このような介助を行う際は、腰等に大きな負担がかかり、体を痛めてしまう可能性があります。

介護移動用リフトのメリットは、介護が必要な方の体を無理なく持ち上げた状態で移動できるため、介護する方の負担を少なくできることにあります。介護する方の負担を少なくすることで介護に慣れていない方でも移乗介助をしやすくなり、腰痛・ケガ等を予防できます。また、介護移動用リフトには、ベッドからの転落等を予防できるというメリットもあります。

介護移動用リフトの主な種類

介護保険の対象になる介護移動用リフトの主な種類は、以下のとおりです。

●床走行式リフト
床走行式リフトとは、介護が必要な方を吊り下げ、持ち上げた状態で移動できる介護移動用リフトです。床走行式リフトにはキャスター輪が付いているため、手動でも床面をある程度自由に移動することができます。床・天井等に固定する取り付け工事が必要なく、比較的手軽に導入しやすいというメリットがありますが、使用方法を身に付けるまでに時間がかかる傾向があり、「キャスター輪を使用可能なフローリングにする」「移動が必要な範囲の段差をなくす」「ベッド脇に床走行式リフトが回転できるスペースを確保する」「入浴時に使用する場合は浴槽の下部にキャスター輪が入り込めるスペースを確保する」等のリフォームが必要になる可能性があります。

●天井走行型リフト
天井走行型リフトとは、天井に設置したレールに沿って移動できる介護移動用リフトです。畳の部屋で生活している・部屋があまり広くなくスペースが限られている等の環境では、床走行式リフトよりも適している場合があります。ただし、レールがある範囲内に移動が限られる・大がかりなリフォームが必要になる等のデメリットもあります。

●据置式リフト
据置式リフトもレールに沿って移動できる介護移動用リフトです。天井走行型リフトと異なり、ベッドの上部にやぐらを組み、そこにレールを設置するため、家屋自体の工事は基本的に必要ありません。比較的容易に設置ができますが、天井走行型リフト同様、レールのある範囲内に移動が限られます。


介護移動用リフトを使用し無理なく移乗介護ができるようになることで、介護を受ける方の安心感も高まります。このような環境を整えることは、適切なコミュニケーションを取りやすくなり、信頼関係も築きやすくなるためおすすめです。
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ

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